日々是妄想

よろずジャンルなオタクの掃き溜め。地雷もないが節操もない。

「まごころを、君に」

今回は社会派+学園青春もので、パラクロとは雰囲気がかなり違います。次はどんな傾向で来るのかな。
でもこれも再読必須です、っていうか手元に置きたい! 文庫化結構先になる気がするけど、ノベルス買うの勿体ないし…。ほしい本がありすぎる。

そういやD本の剛くん美樹と同じ趣味だったなー。そう思うと魚蘊蓄が愛しく思えてきた(笑)。
ハムレットマクベスの話するから、No.6が読みたくなりました。


以下、感想。ネタバレの危険性あり。

前作よりさらに好みだった。動機が好きだと思えるのなかなかないですよ。好きっていうと語弊あるけど。
月乃のキャラがすごく好き。並行して読んでるのが「絡新婦の理」だったことに軽く運命を感じました。

後半の双子話はもう、たまらない。ただ、これだけ心を抉ってくるネタなのに、文章が軽いからなのか、そこまで深くハマれない。ハマってはいるけども。しばらく二次元に意識飛んでる状態にならないもんなぁ。
日常生活に支障出ない程度のいい感じのハマり具合なので、好都合かもしれない。長期休み中ならどっぷりハマれるものがいいけど。


パラクロではどっちかというと美樹派でしたが、今回真樹がすごく愛おしくなりました。そして美樹も。つまり双子の株がさらに上がって、トータルやっぱり美樹派かな。
事前情報の時点では断然真樹派だろうと思ってたんですが。だって「名探偵」。かたや「魚マニア」。
ここでも「お兄ちゃん」が好きなんだな、私。美樹の好きなところは、情緒不安定なところもそうなんですが、決定打はファッションだと思います。黒髪だし!(結局これが決め手)